多治見市で土葺き瓦屋根を軽量から葺き工法に葺き替え!防水シート施工で耐震・防水性能アップ
昔ながらの「土葺き(つちぶき)」屋根とは?
昨日に続き、屋根葺き替え工事のご紹介です。
今回の現場は、昔ながらの「土葺き(つちぶき)」という工法で施工されていた瓦屋根。
「土葺き」とは、瓦を固定するために屋根の上に厚く土を盛って、その上に瓦を並べる昔ながらの方法です。
断熱性に優れていますが、屋根全体が非常に重く、建物に大きな負担がかかってしまいます💦
1軒分の屋根で数トンになることもあり、地震時には揺れが増してしまうことがあるのです。
から葺き(からぶき)とは?
今回の工事では、この「土葺き」から、現代的で軽量な「から葺き」工法に切り替えました。
「から葺き」とは、瓦の下に土を使わずに施工する方法のことです。
「から」という言葉は空(から)=何も入っていない、という意味からきています。
つまり、土を使わずに軽い木材(桟木)や防水シートで瓦を固定する工法なんです。
これにより、屋根の重さをおよそ3分の2から2分の1ほどに軽減でき、
建物への負担が減るため、耐震性が大幅にアップします✨
から葺き工法の特徴
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瓦の下に木の桟木(さんぎ)を取り付けて固定
→ 瓦を引っ掛けて並べるため、土が不要になります。 -
軽量で建物への負担が少ない
→ 屋根全体の重さが半分ほどになり、耐震性が大きく向上します。 -
防水シートで雨漏りをしっかり防止
→ 土の代わりに、現代では防水シートを張ることで雨水の侵入を防ぎます。 -
メンテナンスがしやすい
→ 土がないので、瓦を取り外しての点検や交換もスムーズです。
防水シートで雨漏りをしっかり防ぐ
まず、古い土や瓦を撤去し、新しい野地板(のじいた:屋根の下地となる板)を施工。
その上からタッカー(建築用ホッチキスのような工具)で防水シートを張っていきます。
このシートが、雨水の侵入を防ぐ大切な役割を果たします👏
さらに、瓦を引っ掛けて固定するための桟木(さんぎ)を下地に取り付けます。
この桟木があることで瓦がしっかり安定し、見た目も美しく仕上がります。
本日は「瓦上げ」作業!安全第一で進行中
本日の作業は、瓦を屋根の上に運ぶ「荷上げ(にあげ)」です。
ユニック車(クレーン付きトラック)を使って、屋根の上へ一気に瓦を上げました。
手作業よりも効率がよく、安全面でも安心です👌
スタッフ全員で周囲の安全を確認しながら、無事にすべての瓦を屋根の上に上げ終わりました!
いよいよ次回からは、瓦を一枚ずつ丁寧に葺いていく工程に入ります😊
まとめ
今回の工事では、
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重たい「土葺き」から軽量な「から葺き」へ変更
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屋根の重量を大幅に減らし、耐震性能をアップ
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防水シート+桟木で雨漏り防止と美しい仕上がり
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安全第一で効率的な瓦上げ作業
という流れで、屋根の性能をしっかり強化しました✨
屋根が重くて不安な方、古い瓦屋根のリフォームをご検討の方は、多治見市の成田屋根工事店までお気軽にご相談ください!
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