「屋根の葺き替えをお願いしたのですが、仕上げ部分が心配で…」というお問い合わせから、今回の工事が始まりました。

可児市桜ヶ丘にお住まいのお客様は、屋根材は新しくなったものの、外壁と屋根の取り合い部分（接合部）から雨水が侵入しやすいと聞いて不安を抱えていらっしゃいました。

特に梅雨や台風の季節になると、少しの隙間からでも雨漏りが発生することがあるため、工事後の仕上げまできちんとした施工をしてほしい、との強いご要望がありました。

課題と診断結果

現地調査の結果、屋根材の葺き替え自体は問題なく完了していましたが、外壁と屋根の境目部分に雨押さえ板金（雨水の侵入を防ぐ金属材）が未施工のままになっていることが判明しました。

この部分は見落とされやすいですが、下地が傷むとそこから雨水が内部へと浸入し、雨漏りや木材腐食の原因となります。

お客様に対しては、「雨押さえ板金の新規取り付け工事」をご提案しました。

下地材をしっかり固定し、その上に板金材を設置。

さらに釘やビスで固定後、外壁との接合部に防水コーキングを施すことで、雨水の侵入経路を完全に遮断します。

これにより耐久性と防水性能が大幅に向上します。

施工の流れ

1. 下地材の設置（腐食防止のための新しい下地材を使用）
   
   

2. 雨押さえ板金の取り付け（屋根材に重ねて確実に固定）
   
   

3. コーキング処理（外壁と板金の隙間を防水材でシーリング）
   

4. 最終確認と清掃（細部のチェックと現場の片付け）
   

お客様の声

施工後は「これで雨漏りの心配がなくなり、安心して暮らせます！」

とお喜びの声をいただきました。

特に、「葺き替え工事だけでなく、その後の細かい部分まできちんと仕上げてもらえて良かった」

とのお言葉をいただけたのが印象的でした。

屋根は見える部分だけでなく、外壁との境目や板金部分といった細部の仕上げが雨漏り防止の鍵となります。

定期的に点検し、劣化や隙間がある場合は早めの補修をおすすめします。

特に木下地の腐食は気づかないうちに進行し、修繕費用が大きくなるケースも多いため注意が必要です。

「雨漏りはしていないけど心配…」「工事後の仕上げを確認してほしい」

そんな方はぜひ一度、無料の屋根診断をご依頼ください。

ドローン調査や目視点検で細かい部分まで確認し、最適なご提案をいたします。

まとめ

今回の可児市桜ヶ丘での雨押さえ板金取り付け工事は、屋根全体の耐久性をさらに高めるための仕上げ工事でした。

屋根のトラブルは見えない部分から進行することが多く、定期点検と適切なメンテナンスが安心につながります。

大切なお住まいを長持ちさせるためにも、気になる点があれば早めに専門業者へご相談ください。

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