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2024.05.27

多治見市で築45年瓦屋根を調査!割れ瓦落下と棟の劣化に伴う修繕提案!

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割れ瓦が落下しご相談いただきました

多治見市にて「庭に瓦が落ちてきた」とのご連絡をいただき、築45年の瓦屋根を調査しました。
今回はドローンで屋根全体を上空から撮影し、その後地上から目視で細かく確認しました。

調査の結果、棟(屋根の頂点を押さえる部分)ののし瓦(平らな瓦を積み重ねた部分)が落下しており、鬼瓦(屋根の端を飾りつつ押さえる瓦)が傾いていました。さらに、平瓦の一部がずれて固定部分が剥き出しになっており、その金具には錆が確認できました。


瓦屋根の劣化とその仕組み

瓦は半世紀近く耐えられる頑丈な素材ですが、固定に使われる銅線や釘、漆喰(瓦を支える白い材料)はどうしても劣化していきます。
・銅線や釘は酸化して錆び、固定力を失う
・漆喰は雨水で崩れ、瓦がずれる原因に
・固定部分がむき出しになると、金具が腐食して脱落につながる

鬼瓦の傾きは棟全体の緩みのサインで、見た目以上に危険な状態です。強風や地震で落下すれば、人や建物に大きな被害を及ぼしかねません。


「点検しておけば良かった」とのお言葉

今回のお客様は「これまで家のメンテナンスを一度もしたことがなかった」とのこと。
調査の様子をご覧いただいた際に「定期的に点検しておけば良かった」とお話しされていました。

築年数が40年を超えると、屋根材自体の寿命だけでなく、固定金具や下地も限界に近づいてきます。見た目ではわからない小さなズレやひびが、今回のような瓦落下に繋がります。


このまま放置するとどうなるか

・落下した瓦による事故リスク
・雨水の浸入による屋根下地の腐朽
・棟の崩壊による屋根全体の損傷
・修繕範囲が広がり、結果的に高額な工事が必要に

特に「錆」が確認された時点で、腐食の進行は止まらないため、早期の対応が重要です。


ご提案した工事内容

今回の屋根には2つの選択肢を提示しました。

  1. 棟の積み替え工事
     現状の瓦を再利用しながら棟を積み直し、鬼瓦の固定もしっかり行う方法。費用を抑えつつ安全性を回復できます。

  2. 葺き替え工事
     屋根全体を新しい瓦や別素材に替える方法。今後30年以上住み続ける予定であれば最も安心できる工事です。

お客様には「あとどれくらいこの家に住むか」というライフプランを踏まえ、最適な選択をしていただけるようご説明しました。


まとめ|屋根は“落ちてから”では遅い

瓦の落下は「屋根からのSOS」です。
築年数が経っているからこそ、早めに現状を知ることが安心につながります。

今回のお客様のように「点検しておけばよかった」と後悔する前に、まずは調査を受けることが大切です。ドローンを使った点検なら安全かつ短時間で状況が把握できます。

屋根はご家族の暮らしを守る大切な盾です。
「最近点検していない」「少しでも不安がある」という方は、ぜひ一度ご相談ください。早めの対策で余計な出費を抑え、安心の住まいを守ることができます。


👉 瓦の落下や鬼瓦の傾きでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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