可児市久々利にて瓦屋根の棟の劣化とズレを確認!ドローン現地調査から最適な屋根修理をご提案
現地調査の様子
今回のお問い合わせは、可児市久々利のお客様から「屋根が古くなってきて心配なので、一度見てほしい」というご相談でした。
しかし、瓦屋根はしっかりして見えても、細かな劣化が積み重なると雨漏りへ繋がるため、年数が経った屋根ほど慎重な点検が必要です。
今回はドローンで全体を空撮し、さらに棟の状態を近距離で確認しました。
ドローンで撮影した屋根全景

屋根全体を俯瞰すると、棟瓦のラインにうねりがあり、内部の土が動き始めていることが読み取れます。
また、左側の屋根では瓦の並びにわずかな乱れがあり、固定力の低下が疑われました。
棟瓦の歪み

棟全体の波打ちを確認。
棟瓦の固定が弱くなっている

特に赤瓦部分では、棟瓦を固定する銅線(針金)が切れている状態でした。
本来、棟は銅線や耐風金具でしっかり留まっています。
このまま放置すると、台風時に棟瓦が崩落する危険あです。
棟瓦の積み部分の段差・劣化

のし瓦が均一に積めなくなり、雨水が入りやすい隙間ができています。
これは地震や風、長年の湿気により内部の土が痩せてしまったことが主な原因です。
一部、瓦の欠落
右端には応急処置のシートが露出し、雨水侵入や下地劣化の可能性があります。
なぜこのままだと良くないのか?
棟は屋根の最も雨水が当たる場所で、ここが緩むと必ずと言っていいほど雨漏りが発生します。
棟内部には「葺き土(ふきつち)」が入っていますが、古い屋根はこの土が湿気や振動で痩せ、隙間が生まれます。
そこへ雨水が入り込み、
・瓦を下から押し上げる
・棟が徐々に崩れる
といったトラブルに繋がります。
放置すると…
- 台風で棟瓦が落下
- 雨漏りで天井にシミ
- 修理費が大幅に増える
という悪循環になります。
今回のように、外からはきれいに見える瓦屋根でも棟の内部はかなり劣化していることが多くあります。
特に築30年以上の瓦屋根は要注意で、棟のメンテナンス周期は20〜25年が目安 です。
今は雨漏りしていなくても、「あと数年で確実にトラブルが出る」状態と判断しました。
問題解決のためのご提案
今回のお家には、以下の工事が最適と判断しました。
【ご提案内容】
■ 棟の積み替え工事
・既存の棟を一度すべて解体
・古い葺き土を撤去
・南蛮漆喰(防水性のある専用材料)で新たに施工
・耐風金具でしっかり固定
・現在の棟瓦は再利用し費用を抑える
今回の屋根は瓦自体がしっかりしているため、「瓦は生かし、内部の弱った部分だけ直す」という一番コストを抑えた方法で十分対応可能です。
まとめ
瓦屋根は丈夫ですが、棟だけは年数とともに必ず弱ってきます。
今回のお客様のように「気が付いた時に点検しておく」ことで、大きな雨漏りを未然に防ぎ、費用も最小限に抑えることができます。
成田屋根工事店では、無料点検・無料お見積り を行っております。
・最近台風が心配
・瓦が古くなってきた
・雨漏りまではしていないけど気になる
そんな方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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