現地調査のきっかけ

多治見市市之倉町のお客様より、「屋根がだいぶ色あせてきて心配。そろそろ塗装では直らない？」
とのお問い合わせをいただきました。

ドローンで屋根全体を確認すると、複数の面で著しい退色・苔の付着・雨染み・スレート表面の層状剥離（表面がめくれる症状）が確認されました。

① 屋根全体の劣化状態

屋根全体が均一に色あせ、表面塗膜が完全に機能を失っている状態でした。

防水性が低下すると、雨水を弾けずスレートが水を吸い込み、割れ・反り・雨漏りの原因になります。

② なぜここまで劣化が進むのか

写真の通り、屋根面の一部で濃い雨染み（黒いシミ）が見られます。
これは、

• 表面塗膜の劣化 → スレートが吸水

• 長時間湿気を保持 → カビ・苔が発生

• 乾燥と吸水を繰り返し → 層状剥離が進む

という負の連鎖で起こります。

この状態になると、塗装をしても下地が弱いため長持ちしないのが特徴です。

③谷部で黒カビと苔が集中

谷部（屋根の水が集まる部分）は特に劣化が進行しやすく、実際に 黒カビ・苔の密集・水染み が確認されました。

谷板金が腐食すれば、家の内部へ直接雨が入り雨漏りに繋がる最重要ポイントです。

他の面でも同様の劣化

 

屋根の向きに関係なく、どの面も劣化が均一に進んでいました。
特に北面は日が当たりにくく湿気を長く保持するため、苔の量が増え劣化スピードが加速します。

今回の屋根は築年数・劣化度合いからみても、塗装では防水性が回復しない段階に入っています。

スレートの強度が落ちているため、塗装後すぐにまた剥がれたり、ひび割れが進む可能性が高く、結果的に無駄な費用となってしまいます。

棟部に歪み・浮きの兆候あり

棟板金の変形は、見た目以上に大きなリスクを抱えています。
特に強風時に板金がさらに浮き、最悪の場合は飛散し、雨水の侵入や下地の腐食につながります。

お客様への最適な提案：カバールーフ工法

お客様の屋根状態と費用面のご希望を踏まえて、今回は カバールーフ（重ね葺き）工事をご提案いたしました。

▼カバールーフが最適な理由

• 既存の屋根をめくらないため 工期が短い・費用が抑えられる

• 下地を新しい金属屋根で覆うため 防水性能が大幅に向上

• 軽量金属屋根で耐震性アップ

• 断熱材入りの屋根材なら 夏の暑さ対策にも有効

雨漏りする前の判断としては非常に良いタイミングでした。

最後に

屋根は上から見えないため、気づいたときには劣化が進んでいることが多い部分です。
今回のように、早めの点検で大きな修繕費を防げるケースもあります。

成田屋根工事店では無料点検・無料見積り を行っております。

少しでも不安を感じたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
ご自宅の屋根が「今どんな状態なのか」を丁寧にご説明いたします。

施工品質に妥協なし！あなたの屋根に“本物の技術”を

屋根は、家を守る大切な部分。

だからこそ、どんな職人が施工するのかが重要です。

成田屋根工事店では、全国レベルの職人が施工を担当し、見えない部分まで妥協なく仕上げます。

安いだけの施工で後悔したくない方、確かな技術で安心したい方は、ぜひ当社にお任せください！

「どんな工事が必要かわからない…」という方もご安心を！

無料診断で最適なプランをご提案いたします。

お気軽にお問い合わせください！

お客様の声はコチラ↓↓↓

施工事例はコチラ↓↓↓