「上の屋根はまだ大丈夫そうだけど、下の屋根だけ気になっていて…」
今回のご相談は、そんな素直なお気持ちから始まりました。
下屋根は毎日の出入りや窓から目に入りやすく、劣化に気づきやすい反面、後回しにされやすい場所でもあります。

今回は、既存屋根を活かしたカバールーフ工法をご提案しました。

【施工前の下屋根】

一見大きな破損はありませんが、下屋根は上屋根からの雨水が集中しやすく、防水性能が落ちると内部に影響が出やすい場所です。

【ルーフィング施工｜防水の要】

既存屋根の上にルーフィング（防水シート）を施工。
これは屋根材の下で雨水を止める重要な役割を持ち、見えなくなる部分こそ丁寧さが必要です。

【カバールーフ施工】

棟板金は、屋根材の継ぎ目を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を持つ部材です。
風の影響を受けやすい場所でもあるため、下地との固定や納まりを確認しながら、しっかりと施工しています。

壁と屋根が接する部分は雨漏りが起きやすいため、板金を使って雨仕舞いを丁寧に行っています。

【完了】

継ぎ目や壁際もきれいに納まり、雨仕舞いも万全。
これで今後も安心して過ごしていただけます😊

【まとめ】

下屋根は、上屋根からの雨水が集まりやすく、実は劣化が早く進みやすい場所です。
ただし、必ずしも「全部めくって葺き替え」が正解とは限りません。

今回のように
・下地が健全
・雨漏りがない
・早めに気づけた

場合は、カバールーフで十分な性能回復が可能です。
状態に合わせて最適な工事を選ぶことが、結果的に費用も建物への負担も抑える近道になります。

成田屋根工事店では、「今の屋根に何が一番合うか」を一緒に考えながらご提案しています。
下屋根だけのご相談も大歓迎です。点検・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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