【多治見市松坂町】瓦は割れていないのに雨漏り発生?屋根に落ちていた白い欠片から見つかった棟漆喰劣化のサイン
「天井に小さなシミができている気がするんです…」
今回お問い合わせいただいたのは、多治見市松坂町にお住まいのお客様。
大雨のたびに気になる場所があり、「瓦が割れているのかもしれない」と心配になってご連絡くださいました。
実際、多くの方が雨漏りの原因は瓦の割れやズレだと思われています。
しかし今回の現場では、少し違うところに原因のサインが隠れていました。
ドローンを使って屋根全体を確認していきます。
一見すると異常のない瓦屋根

屋根全体を確認すると、瓦の並びは整っており、大きな割れや飛散は見当たりませんでした。
遠くから見ても綺麗な状態で、「本当にここから雨漏りしているの?」と思うほどです。
実際にお客様も、屋根に問題があるようには見えなかったそうです。
ですが、雨漏り調査では瓦だけを見るわけではありません。
屋根に落ちていた白い欠片の正体

調査を進めると、棟の下にある白い漆喰が剥がれ落ちていることが分かりました。
写真でも瓦の上に白い塊が点々と落ちているのが確認できます。
この白い部分は「漆喰(しっくい)」と呼ばれ、棟内部を雨水から守る大切な役割をしています。
お客様の中には、
「白いものが少し落ちているだけ」
と思われる方も少なくありません。
しかし屋根工事店から見ると、これは見逃してはいけない劣化のサインです。
漆喰が剥がれると何が起こるの?

漆喰が剥がれると、棟の内部にある葺き土(瓦を支える土)が雨風にさらされるようになります。
すると少しずつ土が流れ出し、
・棟瓦がズレる
・強風で瓦が動く
・雨水が内部へ侵入する
といったトラブルにつながります。
つまり、雨漏りの原因は瓦そのものではなく、その周辺の劣化から始まることもあるのです。
屋根全体で同じ症状が確認できました

別の面を確認すると、棟に沿って複数箇所で漆喰の剥落が見られました。
一部分だけの劣化ではなく、経年劣化によって全体的に傷みが進んでいる状態です。
築年数が経過した瓦屋根では珍しいことではありませんが、放置すると補修範囲が大きくなってしまいます。
棟漆喰の剥がれと隅棟のズレの兆候を確認

棟漆喰の剥がれだけでなく、隅棟(屋根の斜めに伸びている部分)にもわずかなズレの兆候が確認できました。
隅棟は屋根の形を支える重要な部分です。
漆喰が劣化すると内部の葺き土(瓦を支える土)が雨風によって少しずつ流出し、棟瓦を支える力が弱くなります。
すると隅棟が徐々にズレ始め、隙間から雨水が侵入しやすくなります。
さらに症状が進行すると、棟全体の積み直し工事が必要になったり、強風時に棟瓦が落下する危険性もあります。
今回ご提案した内容
・棟漆喰補修工事
・棟内部の状態確認
・必要に応じた棟の積み直し工事
をご提案させていただきました。
まとめ
今回の現場で印象的だったのは、「雨漏りのサインはすでに屋根の上に現れていた」ということです。
瓦は割れていませんでした。
それでも屋根の上には、漆喰が剥がれた白い欠片がいくつも落ちていました。
このような症状は、屋根からのSOSとも言えます。
実際、雨漏りは突然始まるのではなく、こうした小さな劣化が積み重なった結果として発生するケースが多くあります。
特に築20年~30年以上経過した瓦屋根では、瓦そのものよりも漆喰や棟の内部が先に傷んでいることも少なくありません。
「瓦は割れていないから大丈夫」
そう思っていても、今回のように別の部分から雨漏りの原因が進行している場合があります。
もしご自宅の庭や雨樋の中に白い漆喰の欠片が落ちていたら、それは点検を検討するサインかもしれません😊
大切なお住まいを長く守るためにも、気になる症状があれば早めの点検をおすすめします。
成田屋根工事店ではドローンを活用した無料屋根点検を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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